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《草餅交流会》
(本当はに位置付けたいのですが、現在になにもないので)

 野に、初物の餅草が芽吹き始める2月下旬の日曜日、上尾南支部(9町内会)では、5つの公民館(愛宕・仲町・宮本町・東町・栄町・陣屋)で、中気や痛風に罹らずに健康な毎日を過ごせますようにとの趣旨から、一人暮らしのお年寄りを対象にした『草餅交流会』を開いています。

 この会は、歳末たすけあい(共同募金)運動の寄付金の中から、社会福祉協議会に配分された還金で賄われています。
 社会福祉協議会では、歳末たすけあい募金の配分事業として.
@ 寝たきり及び痴呆性老人への介護用品券の贈与
A 重度障害者への掃除サービス
B 申請による低所得者世帯への援護金の贈与
C 施設入所者への援護金(無年金者)の贈与
D 支部社協の歳末福祉事業、ボランティアグループ、福祉団体、福祉施設の歳末事業他
を実施しています。
 草餅交流会は上記Dの項目に当たり、上尾社協12支部(上尾東・上尾西・上尾南・平方・原市・大石・上平・大谷・原市団地・尾山台団地・西上尾第1団地・西上尾第2団地)の中の上尾南支部の取り組みです。他の支部では、各々支部独自の取り組みを行っています。(ex,平方支部・・・三世代が交流できる『みんなの広場』、東・原市支部・・・65歳以上の単身者を対象にした『お花見』等)

 さて、この交流会は10年程前から始められたということですが、ここでは、2月24日(日)愛宕公民館(1,2,3丁目)で開催された会の様子をお伝えします。

 民生委員や愛育班として地域で活躍されている主婦の方達の手作りのおみおつけやお漬物が添えられ、上尾小学校(JRC委員会)児童の楽器演奏や手品も披露され、会のエンディングでは、昔懐かしい愛唱歌を出席者全員で合唱しました。
 最初は、緊張した面持ちだったお年寄りたちの顔も次第にほころんで、食事を介しての会話も弾み、会場は和やかな雰囲気に包まれました。

 民生委員の方のお話によると、一人暮らし世帯の数が年々増え、その層もこの10年間で変わって来たとのことです。ひとり暮らし≠せざるを得ないという在り方から、ひとり暮らし≠選択するという在り方へ変遷して来ているのではないかとのことでした。そう言われて、出席者を眺めてみると、女性が過半数を占めていました。
 矢張り、女は強いのかな、そして、その強さは素敵なことと思えました。

 区長さんを中心とした、地域の方達のお骨折りで続いているこの会。
お年寄りとの心温まる交流の時間を過ごし、とても清清しい気持ちをいただき、会を後にしました。

 提案としてですが、招かれたお年寄りにも何か発表してもらえるような(主体となれるような)プログラムの設定があると、またひとつ新しい流れが再生できるのではとの感想を持ちました。
 高齢者も中高年者も若者も、高齢化社会の中での共存という視座を見直しながら、共に分かち合える社会を創り出せるといいですね。

 いずれにしても、その昔伝えられた慣習を復活し、今に引き継いで行こうとするエネルギー。これからも大切にして次世代へ引き渡せる努力を、私達大人が怠ってはならないのだと思いました。